インフルエンザの予防策。”マスク”って、ホントに効果あるの?

どうも。がじゅまるです。
12月になりました。
だいぶ気温も下がりましたし、乾燥した気候になってきましたね。
毎年この時期に必ず話題に上がるのが、”インフルエンザ”。
みなさん、”予防接種”受けましたか?
私はばっちり受けました!
インフルエンザの予防接種って、痛いですよね〜。”皮下注射”って言うらしいですが、独特の鈍痛があり、私は普通の注射より苦手です。笑
それはさておき、インフルエンザって予防接種を受けてても”かかっちゃう”ことが多いですよね。
A型だのB型だの、タイプにも違いがあるようで、それぞれ違うタイプのワクチンを注入しないといけません。
「予防接種受けてなかったら、きっともっと重症化していたんだよ!」
なんていう、慰めの言葉をもらったり。笑
「予防接種を受けたからもう安心!」というわけにはいかないんですね。
予防策のうちの”ひとつ”に過ぎないわけです。
それでは他にどんな”予防策”があるのか?
もうみなさんご存知、
手洗い
うがい
マスク
です。
インフルエンザに限らず、他の病気の予防策としても基本中の基本であり、それでいてしっかりと効果が期待できる手法です。
“手洗い“と“うがい“については、インフルエンザの予防としてというより、毎日のルーティンの中に組み込まれている方が多いかと思います。
問題はマスクですね。
そもそも“買って用意する必要がある“ものですし、息苦しさを感じたり、メガネが曇ったりと、できれば付けたくないという意見もあると思います。
だからこそ、わざわざマスクを付けるのであれば、インフルエンザの予防に対し、“それなりの効果“を期待したいところです。
前置きが長くなってしまいましたが、今回はインフルエンザの予防に対するマスクの効果について書いてみたいと思います。

◆インフルエンザの感染経路について
インフルエンザの感染経路のひとつが、「接触感染」です。
これはインフルエンザにかかった方が“触ったもの“にウイルスが付着し、その“もの“を介して別の人にウイルスがうつるという感染経路です。
この時期の「ドアノブ」や「手すり」など、不特定多数の人が触るものには気をつけたいですね。
そしてもう1つの感染経路が、「飛沫感染」です。
インフルエンザにかかっている人が、“くしゃみ“をしたり“咳“をしたりすると、そのウイルスが空気中にばら撒かれます。
それを吸い込むことによって別の人に感染するわけですね。
◆マスクの効果について
上で説明した「感染経路」については、マスクで防げるのでしょうか?
まず大前提として、マスクは言わば”フィルター”ですので、ウイルスが通りにくいマスクを選ぶ必要があります。
家庭用のマスクには大きく分けて2種類ありまして、
”ガーゼマスク”
”不織布(ふしょくふ)製マスク”
ガーゼマスクは”織って”いるため、どうしても”目”が粗く、ウイルスのような微細なものは捉えることができません。
ただし、ガーゼマスクにも保温・保湿効果はありますので、ウイルスが好む乾燥とは逆の環境を維持することはできます。
では、一般的に”使い捨てマスク”として売られている、“不織布“のものはどうでしょうか?
不織布とはその名の通り、”織っていない”マスクでして、繊維や糸を織ることなく、熱や化学的な作用によって接着させ布にしたものです。
コンビニや薬局で手軽に買えますし、種類もたくさんあります。
インフルエンザのウイルス単体としては極めて小さいものですが、通常は”くしゃみ”や”咳”などにより、”体液”と一緒に飛散するため、不織布のマスクで十分補足が可能なようです。
ただし、あくまでマスクの”布部分”を通過しようとするウイルスは捉えられますが、顔とマスクの隙間からの侵入は防げません。

マスクはあくまでも”感染の確率を下げる”ひとつの方法として捉え、以下の取り扱いを意識し、少しでも効果のある着用を心がけましょう。
◆マスクと顔はなるべく密着させる
◆不織布マスクは原則”使い捨て”のため、一日に一枚を目安とする
◆子供はマスクを一定時間、正しく着用することが困難なため、親の監督が必要
マスクはインフルエンザの予防策として有効な手段ではあります。
積極的な活用をおすすめするとともに、
”ウイルス感染の確率を下げているだけ”だという意識を持ち、その他の予防策も同時に講しょう。
健康な体で、豊かな生活を送れることを願っております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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